Cura ベッド昇温のノズル昇温を同時に行うためのGcode修正
3DプリンターCuraで出力したGcodeを実行すると、ベッドの昇温が完了してからノズルの昇温が始まる。この待ち時間がとてもだるい。
かと言ってベッドとノズルを両方同時に昇温するとノズルが先に温まり、ベッドの昇温を待つことになる。
ノズルを吐出せずに高温のまま維持するのは詰まりの原因になりそうなのであまりやりたくない。
これを解決するにはベッドがある程度温まったらノズルとベッドを同時に昇温するという設定が必要。 というわけでCuraで出力したGcodeの冒頭を少し修正する
;Generated with Cura_SteamEngine 4.20.9-mb
M140 S63
M105
M190 S63
M104 S228
M105
M109 S228
これはベッドを63℃まで昇温した後ノズルを228℃まで加熱開始するという指示。次のように書き換えてみる↓
;Generated with Cura_SteamEngine 4.20.9-mb
M140 S49
M105
M190 S49
M104 S228
M140 S63
M105
M109 S228
M190 S63
こうするとまずベッドを49℃まで加熱し、その後ノズルを228℃、ベッドを63℃に同時に昇温するという指示になる。
ベッドとノズルの昇温時間を重複させることができ、私の機種(Ender3)だとこれでだいたい同時に昇温が完了する。